ステンドグラスを作るためのガラスをご紹介します。
ガラスの色による分類です。全メーカーが対象です。
ガラスのメーカーによる分類です。
The Paul Wissmach Glass Company, Inc.
1904年にドイツ移民であったPaul Wissmachがウェストバージニア州に開業したアメリカでも古いガラスメーカーです。
ガラスアーティストの要求に応えるため、常に新しい色と種類のガラスを導入しています。
同社のガラスは、ホワイトハウス、ワシントンD.C.の旧エグゼクティブオフィスビル、ローマのバシリカ、世界の多くのランプで見ることができます。
ガラスの質が安定しているためカットしやすく初心者からベテランまで使いやすいガラスです。
イングリッシュマッフルは、古びた色合いの趣きのあるガラスです。
独特なテクスチュアもあり、キャセドラルでも光の屈折を利用した作品づくりに向いています。
元板は106x81cmです。販売サイズは、元板の1/16の26x20cmからです。
1888年にCharles Edward Henryがインディアナ州ココモに開業したアメリカの最も古いガラスメーカーです。
Henryは1846年にパリで生まれ、1880年頃にアメリカに移住しニューヨークにHenry Art Glassを設立しました。ニューヨークで活動していたため、Louis Tiffany等のガラスアーティストとも親交がありました。
ココモのガラスは、日本の古いステンドグラス作品から使用されています。
派手さは少ないですが、色数が豊富で落ちついた色合いは、自然を題材にした具象作品に適しています。
クリアガラスのテクスチュアも数多くあり、制作を楽しましてくれるはずです。
元板は81x81cmです。販売サイズは、元板の1/16の20x20cmからです。
スペクトラム(Spectrum Glass Company.)は2016年に閉業したため、2017年よりオーシャングラスタイル(Oceanside Glasstile)が製造を引き継いでいます。
スペクトラムは1974年創立。アメリカ・ワシントンに拠点のある、世界一のガラス出荷量を誇るガラスメーカーでした。
ガラスの種類が豊富で、テクスチュア(表状)もバラエティーに富んでます。
上品な趣のあるウォータガラスや迫力のある流れが特徴のリーミー等人気のガラスがたくさんあります。
厚みがほとんど一定で、カットしやすく、色も鮮やかい安定しているため定番としてご使用いただけると共に、現代感覚の作品にもあいます。
元板は120(60)x60(50)cmです。販売サイズは、元板の1/24の10x30(25)cmからです。
1974年に3人の美術学校の卒業生がオレゴン州ポートランドに設立した設立しました。以降、ステンドグラス制作のためのガラスよりキルンワーク(フュージング用)のガラスを製造しています。
Warm Glass @ Bullseyeというフュージングアーティストのためのコンテストを主催したり、子供向けのグラス・ラボやアーティストとの共同製作プログラムなど革新的なアイデアでガラス業界の発展につくされています。
ブルザイのガラスは、鮮やかな色彩と色数の豊富さが特徴です。単色の不透明のガラスは他にないカラフルさがあり、どれを使うか迷うほどです。ストリーキーはベースに同様のガラスを使っているので面白いガラスが多いです。
ランプに使いたいモトルガラスの製造は終了したため、在庫限りとなります。
現在製造されているガラスはフュージング用に膨張係数が96に設定されています。
元板は50x88cmです。販売サイズは、元板の1/8の24x22cmからです。
YOUGHIOGHENY OPALESCENT GLASS COMPANY INC
1976年にJohn W. Triggsがペンシルベニア州コネルズヴィルに開業した新しいガラスメーカーです。
Triggsの色へのこだわりが追求されたガラスは一見の価値があります。
Oceana(オセアナ)やUroboros Glass Studios Inc(ウルボロス)も、現在はヤカゲニーで製造されています。
ヤカゲニーは、パートドヴェールの様な柔らかい発色のスティップルガラスをはじめ、ランプシェード用のガラスを生産しています。スティップルガラスの白は、障子のような質感で和の雰囲気作りに最適です。
ティファニーが使用していたガラスの再現にも力をいれています。
柔らかなモトルガラスがティファニーのレプリカを制作する最高のガラスでした。
廃業したため、現在はヤカゲニー(YOUGHIOGHENY)がブランドを引き継ぎオセアナを製造しています。
当店では、在庫分限りですが以前のオセアナもございます。もちろん、新オセアナも独特の雰囲気のランプに最適のガラスです。
ウルボロス(Uroboros Glass Studios Inc)は2016年に閉業したため、2017年よりOceanside Glasstileが製造を引き継いでいます。
ウルボロスは1973年にEric Lovellがオレゴン州ポートランドに開業したガラスメーカーです。
ウルボロスは古代の象徴の1つで、己の尾を噛んで環となった竜を表しています。中世の錬金術師は、この竜を永遠の再生や生命の無限循環としてとらえました。錬金術師は、くずを貴重な金に変えようとしました。ウルボロス社は、錬金術師の伝統や知識を称え、素材を元にアートガラスを作る自社をウルボロスと読んでいます。
Lovellは、1928年に閉鎖されたTiffany Studiosによって発明されたリングモトルガラスの再現につくししました。
色鮮やかで斑点の模様が特徴的なリングモトルガラスは是非ランプシェードにお使いください。
フラクチャー&ストリーマーなどベースのガラスに他のパーツを散らした独創的なガラスもありました。
元板は60x60cmまたは76x60cmです。販売サイズは、元板の1/8の30x30cmまたは38x30cmからです。
1884年にドイツのテューリンゲン州イェーナでオットー・ショット、エルンスト・アッベ、カール・ツァイス、およびカール・ツァイスの息子ローデリッヒ・ツァイスによってGlastechnisches Laboratorium Schott Genossenとして設立されました。
現在は、ショット(Schott AG )として、ドイツのマインツに本社を置く、光ファイバーや平面ディスプレイなどの産業用ガラスのメーカーとなりました。
以前はDESAGが製造したARTISTA®はSchottが製造しています。
ショットデザークのアーティスタARTISTA®は、フュージング用として信頼性の高いガラスですが、表面のアンティーク調の引っ掻き模様をそのまま活用した使い方もひとつです。
オプティマムは比較的古くからあるアメリカのコロラド州にあるガラスメーカーでした。
その特徴的なテクスチュアガラスは、独特の存在感があります。 主役にもなれるクリアガラスが、あなたの作品に新たな感性を与えてくれるでしょう。
在庫限りです。
モレッティムラーノ(Moretti EFFETRE MURANO SRL,)はイタリアのヴェネツィア本島の北東にあるムラーノ島で作られています。
ムラーノ島のガラス職人は15世紀に高度な星のミルフィオリを製造していました。
19世紀にVincenzo Morettiがこれらの製造方法を再構築したためムラーノ産ガラスはモレッティと呼ばれるようになりました。
フュージングやバーナーワーク用に製造される板ガラスや棒ガラスです。
板ガラスは色数が豊富なためステンドグラスにもご利用いただけます。
フュージング用に膨張係数が104に設定されています。
サンゴバン社の歴史は古く、1665年ルイ14世の治世に国策会社としてパリで創業し、当初は鏡を製造していました。
フランス革命や産業革命を経て1830年に独立した企業となり、その後は鏡やガラスだけでな多岐にわたり事業を拡大しています。
現在は従業員数が20万人をこえる国際的な企業として発展しています。
サンゴバンのガラスは、3つに分類されます。
まずは、SAINT-JYST社が製造する昔ながらのアンティークガラス。次に、機械でダブルロール方式で製造する型板ガラス。最後に、フュージングにも使用できるニューアンティーク。
特に型板ガラスは、豊富なテクスチュアからステンドグラスだけでなく、インテリアや家具に取り入れることで印象が大きく変わります。
ランバーツ(Glashutte Lamberts)は1906年よりドイツでガラスを製造している世界的ガラスメーカーです。
職人が一つ一つ手拭きで製作するガラスはそれぞれの趣があり、歴史的な建造物にも使用されています。
予告なく不在にします。
ご来店の際は事前にご連絡ください。
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